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ビジュアルスクリプティング
執筆時点でわかっているHytaleのビジュアルスクリプティングシステムの紹介。
ビジュアルスクリプティング
Hytaleは、高度な処理と制御フローを多くのユーザーが利用できるようにする方法として、ビジュアルスクリプティングを計画しています。 このシステムはリリース時には利用できませんが、リリース以降に利用可能になる予定です。
概要
Hytaleのビジュアルスクリプティングは、Unreal Engineのブループリントと同じように機能するよう設計されています。 デザイナーが直接コードを書くことなく、直感的なインターフェースを通じてゲームの複雑な挙動を作成できるように設計されています。
主な特徴
- Java機能の一部:ビジュアルスクリプティングは、Javaプラグインで実装できる一部の機能を実現できる
- デザイナーフレンドリー:「デザイナーは、挙動を考える方法に合ったビジュアル言語を通じて自信を与えられます」
- プログラマー拡張可能:プログラマーは、新しいビジュアルノードと性能重視の実装を提供することで、システムを拡張・最適化できます。
- 安全な共有環境:MOD開発者同士でロジックを共有するための、サンドボックス化された安全な環境を提供します。
従来のコーディングに対する利点
ビジュアルスクリプティングは、Javaでの開発時によくあるハードルを無くすことで、カスタムロジックを簡単に作れるようにします。
- 複雑な環境設定は不要:適切なツールのインストールや開発環境の設定について心配する必要はありません。
- 構文なしの開発:プログラミング構文を学習する必要がなくなります。
- より安全な共有:ビジュアルスクリプティングでのマルウェアの発生は事実上不可能のはずです。
- より多様的: プログラマー以外の人のための参入の敷居を下げます。
Javaとの関係
ビジュアルスクリプティングとJava プラグインは連携して動作するように設計されています。
- Javaがビジュアルスクリプティングを拡張:プログラマーはJavaを使用して新しいビジュアルノードを作成できます。
- パフォーマンスの最適化:ビジュアルスクリプティングはJavaほど直接的に最適化されていませんが、プログラマーは重要なパフォーマンスの処理をJavaで実装し、それをビジュアルノードとして公開することができます。
- 両方の利点を活かす:大部分のロジックを扱いやすいビジュアルスクリプティング環境内に維持しつつ、処理負荷の高い操作は最適化されたままにできます。
Hytaleは、よりアクセスしやすく、かつ共有やダウンロードもより安全であるため、ビジュアルスクリプティングを強く推奨しています。 ですが、Javaのみで開発することも可能です。
3Dビジュアルスクリプト
Hytaleのユニークな機能の1つは、ビジュアルスクリプトを3D世界に直接導入することです。
- ワールド内編集:レバー、ドア、スポナー、トリガーなどの要素をゲーム内で直接リンクします。
- アドベンチャーマップ作成:Hytaleを離れずに、アドベンチャーマップやエンカウント処理を構築するのに最適です。
- 完全な統合: アセットとスクリプトスタックとシームレスに動作します。
テキストスクリプトを使わない
Hytaleは、テキストベースのスクリプト言語を含めないという意図的な決定を下しています。 その理由は以下のとおりです。
- 見せかけの妥協案:テキストベースのスクリプトでの開発はしばしば「非プログラマー向け」と称して導入されますが、実際はプログラミング概念を学ぶ必要があります。
- 複雑さの増大:プログラマーは、能力の低い言語一つと組み合わせて二つの言語を扱うことになります。
- 依然として構文が必要:それでもデザイナーは構文とプログラミングの概念を学ぶ必要があります。
- 包括性が低い:アクセシビリティの問題を真に解決しません。
- 断片化回避:「複数の『中途半端な言語』にロジックを分散させる」ことを避けます。
代わりに、Hytaleはビジュアルスクリプティングこそが、ゲームロジックをより幅広いユーザーが利用できるようにしながら、必要な能力と柔軟性を維持する最良のアプローチだと考えています。